イベントレポート: 子供に与えるタブレットをどうするか考える会
目的
子供に与えるタブレットの管理について親同士で状況共有をします。
- 特定のアプリのみを使わせたい
- 課金が発生しないようにしたいが、有償アプリを与えたい
- 基本は自由に使わせたいが時々監視したい
- アカウントの管理
などタブレットを使わせる親のニーズと、子供のニーズをお互いに洗い出して、技術でどう解決できるか、また解決しているかを情報共有します
内容
端末を軸に検討
- 値段
- アカウント
- アプリケーション
- 参考事例
- 参加者コメント
- 参考リンク
Apple iPad
値段
アカウント
- Apple IDは、基本一人1つ持つことを前提としているので、子供の分も親が取得して割り当てを行う必要がある
- Apple IDは13歳以上にならないと取得出来ないが、子供用Apple Idをファミリー共有から作成する事も可能
- 支払いなどに関してはファミリー共有および承認と購入のリクエストという機能があるので、そちらを使う方が望ましいと思われる
アプリケーション
- 有償アプリの購入アカウントを統一する事で、複数端末で利用出来る
- Appleがアプリの審査を行っているので、アプリに対してある程度の信頼を置く事が出来るが本当かどうかまだ調べていない
参考事例
参加者コメント
参考リンク
Amazon Kindle Fire
値段
アカウント
- Kindle Fireに関しては、Google PlayではなくAmazon.co.jp(もしくは居住区のAmazon管轄)のアカウントが適応される。
- Appleのようなファミリー共有などの概念はない。
アプリケーション
- Minecraftある
- アプリを買う時に購入制限のパスワードを設置出来るので、行っておく(アカウントにクレジットカードおよびクレジットポイントがなければ買えないが)(以下参照)
- Amazonがアプリの審査を行っているので、アプリに対してある程度の信頼を置く事が出来るが、偽アプリなどもある様なので、完全ではない。マルウェアがある可能性も否定出来ない
参考事例
- 小室家の場合
- Amazonアカウントを子供のメールアドレスで取得し、端末に機能制限をして付与している。
- Amazonアカウントはクレジットカードを登録しなくても作成は可能。支払いは親のアカウント –> 子供のアカウントへメールアドレス指定にてAmazonクレジット
Google Androidベースの端末
値段
- Android タブレット 仕事でも遊びでも
- キャリアが積極的に販売をしているので4〜8万程度だが分割支払いや二年縛りで割引が効くようになっている。
- SIMフリーのタブレットであれば2万程度で購入可能(Huaweiなどの基本はスマホを作っている会社が出しており、スマホよりちょっとだけ大きいという感じである)
アカウント
- Google アカウント
- もしかしたら端末ごとのアカウトがあるかもしれないが未調査(アカウントがある=独自のApp Storeを持っている、という事なので、Google Storeに寄せた方が端末ベンダーには楽ではないかと思われる)
アプリケーション
- Minecraftある
- Google Play の Android アプリ
- マルウェイアアプリの配布の可能性を否定出来ないので、アプリインストールの制限は必須。Googleはアップロードされるアプリの自動セキュリティチェックは行っている様だが、いたちごっこの模様
参考事例
- 安いからといって台数を入れてもカメラぐらいしか使わなかった(某小学校の事例
Windows tablet
値段
アカウント
- MSアカウントが基本であるが、別のサービスとの連携も可能
- ADやSkyMenuさんなどの製品が人気である
- 教育関連での認証情報はSkyMenuさんの認証基盤を使うのが人気らしい
アプリケーション
参考事例
参加者コメント
- 勉強用だと良いのではないか(学年が上がったときに有用)
- 小学生にはハイスペックすぎる
参考リンク
任天堂 3DS
値段
アカウント
- ニンテンドーネットワークIDを取得すればゲームのダウンロードが可能
アプリケーション
- Minecraftある
- 小学生が遊ぶゲームから、幅広いゲームが多数。逆を返せばゲームがメインでそれ以外のアプリはないかと思われる
- ダウンロードも可能
参考事例
参加者コメント
- 意外なところからのダークホース
- タブレットという認識はなかったが、考えたらMinecraftとウェブ機能、ゲームが出来、親による制限が出来たらいいので、値段もよい
- 買いたい
- 任天堂が全部コントロールしている為、開かれた市場による不安が少ない
参考リンク
SONY PlayStation Vita
値段
アカウント
- Sony Entertainment Network(SEN)アカウント
- 18歳以上しかマスターアカウントの開設が出来ないが、PS Vitaであれば、17歳以下でもサブアカウントという形で開設が可能
アプリケーション
参考事例
参加者コメント
- 名前の意味がよく分からない
- 小学生低学年よりも高学年、中高生になったら欲しがりそう
参考リンク
まとめ
上記コメント参照
- プラットフォームが変わると新しく有償アプリを買う必要があるのでしょうがないが統合してほしい
親としてのタブレット全般に対する希望
- プラットフォームを超えた認証基盤(OpenID/OAuth2でどの端末でも使えるなど)
- リモートで端末関与をしたいが、年代が上がるにつれてそれを解除出来る
- アカウントは常に一つである
参考リンク
イベント後の福岡観光